【第55回】七夕賞 ミッキースワロー、2年振りの重賞制覇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

菊沢隆徳・一樹、親子鷹でもぎ取った勝利!ミッキースワロー、トップハンデで七夕賞制覇!

今年のサマー2000シリーズ初戦、第55回七夕賞が7日行われ、菊沢一樹騎手騎乗の3番人気ミッキースワローが、トップハンデをものともせずにゴール前力強く抜け出して優勝。2017年9月のセントライト記念以来、約2年ぶりの重賞勝利を挙げた。

令和初の七夕賞は6年ぶりの七夕当日開催となった。6年前の七夕賞は1番人気のマイネルラクリマが勝つも、2着に7番人気のトレイルブレイザー、3着には14番人気と低評価だったタガノエルシコが入り、3連単は31万円超えの高配当決着になった。そして今回も夏のハンデ重賞らしく混戦ムード。1番人気に推されたロシュフォールでもその単勝配当は4.2倍と高く、単勝1ケタ台は4頭。更に上位9頭までが単勝10倍台という状態だった。

そんな中、この激戦模様にピリオドを打ったのは57.5kgのトップハンデ馬。

ゲートが開いて大方の予想通り、マルターズアポジーが飛び出していく中、人気勢は前が速くなる事を見越して、後方で脚を溜める作戦に。その目論みは見事に的中し、稍重馬場という事も手伝って最初の1000mは58秒フラットというかなりのハイペースとなった。小回り平坦の福島でこのハイペース。こうなると勝負のカギになるのはどこから仕掛けるかという点。現実最後まで脚を溜めて直線勝負に賭けた1番人気のロシュフォールは、馬場にも泣かされて伸び切れず、11着と大惨敗となった。

それに対し、この仕掛けどころを見事に活かしたのがトップハンデ馬のミッキースワロー。3コーナーから外を回りながら進出を開始すると、4角では先頭から4番手と完全に前を捉えられる射程圏内に。そしてその勢いそのままに直線入り口で先頭に立つと、後ろから追い詰めるクレッシェンドラヴを3/4馬身振り切って、堂々先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったミッキースワローは父トーセンホマレボシ、母マドレボニータという血統。鞍上の菊沢一樹騎手は2016年のデビュー以来悲願の重賞初制覇。また管理する菊沢隆徳調教師は2000年のロングカイウンで騎手でも本レースを制しており、2002年のイーグルカフェで制した小島太調教師以来2人目の騎手・調教師W制覇となった。

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