【第67回】中京記念 グルーヴィット、悲願の重賞初制覇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

令和初の勝ち馬は40年振りの3歳馬!グルーヴィット、中京記念制覇!

今年のサマーマイルシリーズ第1戦、第67回中京記念が21日行われ、松山弘平騎手騎乗の3番人気グルーヴィットが最後の直線、先に抜け出していた1番人気馬プリモシーンを素晴しい脚でゴール前交わして優勝。前走GⅠ惨敗の雪辱を晴らし、悲願の重賞初制覇を成し遂げた。

夏の中京開催の最後は芝マイルコースで行われるハンデ戦。その顔触れはまさに実力伯仲。確かにメンバーの中に重賞勝ち馬は数頭いるものの、今年に入って重賞を制した馬は1頭もいないという状況であった。そんな中1番人気に推されたのは4歳牝馬ながら重賞2勝し、前走ヴィクトリアマイルで2着に入ったプリモシーン。しかも左回りの芝マイル戦で馬券を外したのはGⅠNHKマイルCのみという安定感もその1番人気を後押ししていた。

しかしそんな彼女の前に立ちはだかったのが古馬初対戦となる3歳馬勢だった。

ゲートが開いて真ん中からツーエムマイスターが飛び出していく中、人気のプリモシーンは好位の外。最初の半マイル46秒7というペースにもうまく乗って、無理ない形でゆっくりとポジションを押し上げていく。そして直線。先行から粘るグランドボヌールをゆっくりと射程に捉えると、残り100mで先頭に立ち、後はそのまま押し切るかに見えた。

ところが、ここでトップハンデの枷が響いてしまう。プリモシーンとほぼ同じポジションでレースを進めていた3歳馬グルーヴィットとクリノガウディーが、終始彼女をピッタリとマークしていたのである。よって彼女が先頭に立った時、彼らはほぼ同じ位置で先頭に立とうとしていた。彼らからすれば標的がグランドボヌールからプリモシーンに替わっただけの事。一瞬にして彼女に並ぶと、激しい叩き合いとなり、最後はクリノガウディーより前で競馬をしていたグルーヴィットが彼をハナ差抑えてゴールイン。最後の後方から飛んできたミエノサクシードを加えた4頭の差はハナ-クビ-クビという、まさに激戦決着となった。

勝ったグルーヴィットは父ロードカナロア、母スペシャルグルーヴという血統。当レースにおける3歳馬の勝利は意外にも1970年のアローゼット以来実に40年振り。当然2012年に現行の形になってからは初めての3歳馬勝利という結果になった。

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