【第55回】小倉記念 メールドグラース、今季無傷の5連勝達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

2019年負けなしの勢いそのままで重賞3連勝!メールドグラース、小倉記念制覇!

夏の小倉で繰り広げられる伝統重賞、第55回小倉記念が4日行われ、川田将雅騎手騎乗のメールドグラースが、1番人気に応えて見事優勝。今年負けなしの5連勝で重賞3連勝を成し遂げた。

昨年勝ったトリオンフによって、11年続いた1番人気の連敗記録にピリオドが打たれた本レース。そんな中今回1番人気に推されたのは2019年負けなしの4連勝でここに臨んで来たメールドグラースだったが、トップハンデ57.5kgという自身初の斤量を背負ったという不安点もあって、抜けた1番人気という事にはならなかった。彼に対峙したのは、武豊騎手の手綱により2連勝でここに臨んで来たアイスストーム、そして先日逝去したディープインパクトと同じ勝負服でここに臨んで来た彼の子供アイスバブルという2頭の4歳馬だった。メールドグラースは昨年に引き続き1番人気での勝利を収められるのか、あるいは昨年破られたジンクスが復活するのか、注目されるところであった。

そんな中レースはスタートする。ゲートが開いて大外からストロングタイタンが飛び出していく中、注目のメールドグラースは出遅れて後方からの競馬になってしまった。対するアイスバブルは2番手集団の先頭に位置し、アイスストームはまたその後ろの中団に控えてレースを進める。逃げ馬が単騎で行けた事もあってか、最初の1000mは60秒4と比較的ゆったりしたペースで落ち着いた為、後方のメールドグラースにとっては厳しい流れになったかと思われた。

しかし今年負けなしの勢いは伊達ではなかった。小回りカーブで馬群が密集していたのをみるや、ポジションを外に出してギアを上げると、そこから一完歩毎にスピードアップ。そして一気に前をごぼう抜きにし、残り50mで遂に先頭に躍り出た。そしてそのまま内から詰めるカデナをクビ差振り切ってそのまま先頭でゴール。昨年に引き続き1番人気馬の面目を保つ形となった。

勝ったメールドグラースは父ルーラーシップ、母グレイシアブルーという血統。九州出身の川田将雅騎手にとっては、今季重賞10勝目を地元で飾る結果に。ただ同じ小倉重賞である小倉大賞典はここまで4勝を挙げている彼にとって、意外にも小倉記念はこれが初勝利となった。

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