【第39回】新潟2歳S 夏の新潟2歳王者はウーマンズハート!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

異次元の末脚を見せつけウーマンズハート、新潟2歳S制覇!

夏の2歳重賞第2弾、第39回新潟2歳Sが25日行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の1番人気馬ウーマンズハートが、上がり32秒8という驚異的な脚を見せつけて優勝。今後の牝馬クラシック路線に向けて堂々名乗りを挙げる事となった。

2歳馬にとって初めてのマイル重賞となる本レース。かつては夏じっくり仕上げて秋から始動する陣営が多かったのに対し、近年は早期デビューから余裕を持って2歳路線に臨む馬が多くなったが、この事により、近年本レースでも社台系生産馬の活躍が目立つようになっていた。今年も2歳戦開幕初週に勝利を挙げた社台系生産馬モーべットが、早々に次走のレースとしてここを指名したのもその表れと言えるだろう。一方、2勝馬のエレナアヴァンティ等の参戦もあり、相変わらず2歳重賞らしい混戦模様となっていた。

そんな中レースがスタート。ゲートが開いて最内から2勝馬エレナアヴァンティが飛び出して馬群を引っ張っていく。各々がそれぞれの思惑を立ててレースを進めていく中、彼女に突っかかっていくものはなく、向こう正面548mを走り3角に入る頃にはマイペースのまま後続に3馬身の差をつけて逃げる形に。ペースとしては前半半マイル49秒1とかなりスローな流れになった。こうなる後方待機組には分が悪い。現に2番人気に推された前述のモーベットは後方3番手でレースを進めていた為、最後の直線届かず8着に敗れた。一方逃げたエレナアヴァンティは5着、追走2番手でレースを進めたビッククインバイオは粘って3着と好走した。

ところがそんな中1頭次元の違う脚を披露した馬がいる。それが1番人気に推されていたウーマンズハートだった。中団よりやや前目でレースを進めていた彼女は、コーナーを曲がりながら馬場の良い外側に出すと直線に入って一気にその末脚を爆発。上がり32秒8という脚で前を一気に捉え、最後は前で粘るペールエールを決勝点手前で半馬身交わしてゴールを決めた。

勝ったウーマンズハートは父ハーツクライ、母レディオブパーシャという血統。前走のデビュー戦では、今回と同じ新潟芝マイル戦で上がり32秒0という脚を見せていた本馬だったが、これほどの末脚を引っ提げて本レースに臨んで来たのは2002年に現行の形になって以降、初めてのケースであった。

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