【第70回】毎日王冠 3歳馬ダノンキングリー、秋戦線に向けて視界良し!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

悲願のG1獲りに繋がる鮮やかな末脚!ダノンキングリー、毎日王冠制覇!

本格的な秋のGⅠ戦線開幕を告げる府中開幕週の伝統レース、第70回毎日王冠が6日行なわれ、単勝1.6倍という圧倒的1番人気に推された戸崎圭太騎手騎乗の3歳馬ダノンキングリーが逃げるアエロリットをゴール前で差し切り優勝。春無冠の雪辱を晴らすべく最高のスタートを切った。

春のクラシックでは皐月賞3着、ダービー2着と悔しい競馬で終わってしまったダノンキングリー。この秋は何とか1冠を獲るべく、陣営はこの休み明け初戦から気合が入っていたが、今回の舞台は春に後のNHKマイルC馬を破って快勝しているコース。復帰戦としては申し分のないところであった。

そして彼は、そのレースで春以上のポテンシャルをみせつけてくれるのである。

ゲートが開いて大方の予想通り、昨年の勝ち馬アエロリットが飛び出していく中、ダノンキングリーは痛恨の出遅れ。最後方からの競馬となってしまった。開幕週の東京である。本来ならより前の位置で競馬を進めたかったであろうが、鞍上の戸崎圭太騎手は焦らない。すぐに腹を括って馬の気分を優先させてレースを進める事にした。逃げるアエロリットが前半1000m58秒5とかなり快調に飛ばしていく中、ダノンキングリーは出たまま最後方待機。折り合いだけに気を配って最後の直線に賭けた。これが見事に功を奏するのである。

直線に入って外に進路を取ったダノンキングリーは、上がり33秒4という桁違いの末脚を見せ、あっという間に前を走るライバルたちをコボウ抜きし、ついには逃げ粘るアエロリットも捉えて、最後は彼女に1馬身半弱の差をつけて、鮮やかにゴール板を駆け抜けたのである。

勝ったダノンキングリーは父ディープインパクト、母マイグッドネスという血統。2着には2番人気のアエロリット、3着には3番人気のインディチャンプが入り堅い決着となったが、この3頭による4種の馬券は各馬券とも誕生して以降本レースにおける最低配当となった。

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