【第24回】秋華賞 クロノジェネシス、春クラシックの雪辱果たす!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

春の2つの雪辱を秋の淀で見事に晴らした!最後の一冠秋華賞はクロノジェネシス!

3歳牝馬3冠レース最終戦、第24回秋華賞が13日、京都競馬場で行なわれ、北村友一騎手騎乗の4番人気クロノジェネシスが内から迫るカレンブーケドールを2馬身抑えて優勝。春のクラシック連続3着という雪辱を見事最後の一冠で晴らす事に成功した。

桜の女王と樫の女王、このいずれもが不在だった秋華賞は2002年以来17年振りのこととなるが、今年は時に例年にない、主役不在の混戦模様となった。そんな中1番人気に推されたのは昨年の2歳女王であるダノンファンタジー。春のクラシックでは4着、5着と悔しい思いをしたが、秋初戦となった本レースの前哨戦、ローズSをレコードタイムで優勝した事で、堂々復活の狼煙を上げた事が、この指示に繋がった。ただそれでもライバルは春クラシック惜敗組、夏競馬勝ち上がり組とまさに千差万別で、そう易々と復活を許すものでないという事も周囲は承知していたところだった。

そして今回、その中で意地を見せたのが、春クラシック惜敗組だった。

ゲートが開いて外からコントラチェックがハナを奪いに行こうと果敢に試みるも、ビーチサンバがそれを阻止しようと仕掛けていった為、レースはかなり速いペースで進む事となった。何せ水を含んだあの馬場で、前半1000m58秒3はかなりのハイペースと言って良い。現実逃げられなかったコントラチェックは15着の惨敗。ビーチサンバも粘りを見せたものの最後に力尽きで5着に終わった。そして何より2番手で競馬を進めていた2歳女王ダノンファンタジーも、このペースについていけずに8着に敗れてしまった。

一方、その流れを上手く掴んだのがクロノジェネシス。中団よりやや前目という思想的なポジションで競馬を進めていた彼女は、最後の直線に入るとその位置を外に持ちだして加速していく。するとあれよあれよという間に先団に取りつき、遂には残り150m地点で堂々先頭に。そこから後続を振り切ると、最後は内から伸びてくる同じ春惜敗組のカレンブーケドールを2馬身抑え込んで見事先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったクロノジェネシスは父バゴ、母クロノロジストという血統。バゴと言えば2004年の凱旋門賞などフランスGⅠを5勝した名馬。2006年に日本で種牡馬となってからはなかなか結果を出せなかった彼にとっては、悲願の産駒G1制覇となった。

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