【第39回】ジャパンカップ 昨年3着の雪辱を晴らす、見事なイン突き!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

O.マーフィー騎手悲願の日本GⅠ初制覇!スワーヴリチャード、ジャパンカップ堂々制覇!

秋の東京開催を締め括る大一番、第39回ジャパンカップが24日行なわれ、O.マーフィー騎手騎乗の3番人気馬スワーヴリチャードが最後の直線、内から素晴しい伸びを見せて優勝。今年の初勝利を収めると共に昨年3着の雪辱を見事晴らす結果となった。

レース創設以来、初の外国馬不参加レースとなってしまった今年の本レース。これも一部の外国人騎手が発言している「日本馬が強くなった」という言葉に集約されているのかもしれないが、世界で活躍する名馬の走りを見られないのは淋しい限りではあるが、ただその一方で今年はまさに「騎手のジャパンカップ」となった。L.デットーリ。R.ムーア、C.スミヨンなど世界の一戦で活躍する騎手たちがここ日本の地でここまで一同に集結する事はなかなかない。そういう意味でも目の離せないレースとなった。一方馬自体のメンバーは実力伯仲で、どれが勝ってもまさにおかしくない状況。そんな中1番人気に推されたのは昨年のダービー馬レイデオロ。今年こそまだ勝ち星はないが、昨年この東京の地でGⅠ2勝している能力とコース適性を買われての結果となった。ただその単勝倍率は4.2倍で2番人気ワグネリアンとの差は僅かに0.1ポイント差。他にも単勝1ケタ台の馬も複数おり、上位拮抗という構図となった。

そしてレースがスタート。大方の予想どおりダイワキャグニーが飛び出していき、人気どころが前目で競馬を進める中、注目のレイデオロはちょうど馬群の真ん中辺りに位置取る。最初の1000m60秒3とペースは平均だったものの、昨日から降っていた雨が彼に味方してくれなかった。勝負どころになってもレイデオロの脚は動いて行かず、直線に入っても本来の末脚が炸裂する事無く11着という結果に終わってしまった。

逆にこの馬場を完全に味方につけたのが、昨年の同レース3着馬スワーヴリチャード。中団よりやや前目の内でレースを進めていた同馬は、3コーナー過ぎから進出を開始すると、最後の直線内ラチの1頭分開いたところを鋭く突いて逃げるダイワキャグニーを捉えに掛かる。そして遂には残り200m付近で前を捉えて先頭に立つと、外から食らいつく3歳牝馬カレンブーケドールを約1馬身ほど振り払い、そのまま1着でゴール板を駆け抜けた。

勝ったスワーヴリチャードは父ハーツクライ、母ピラミマという血統。鞍上のO.マーフィー騎手は24歳ながら今年のイギリス競馬でリーディングに輝いた有望の若手騎手。日本でも今回3度目の短期免許で活躍していたが、ここに来て悲願の日本のGⅠ初制覇となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました