【第60回】京成杯 鬼脚炸裂!伏兵クリスタルブラック!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

吉田豊騎手、ケガを乗り越え1年3か月振りの重賞勝利! クリスタルブラック、京成杯制覇!

今年の3歳クラシックに繋がる中山の伝統重賞、第60回京成杯が19日行われ、吉田豊騎手騎乗の7番人気馬クリスタルブラックが最後の直線、素晴らしい脚を見せ、先に抜け出していたスカイグルーヴをゴール前かわして優勝。見事無傷の2連勝でクラシック戦線に堂々名乗りを上げた。

ゲートが開いて真ん中から押し出されるようにロールオブサンダーが飛び出していき、その後に2番人気のヒュッゲと1番人気に推されたスカイグルーヴが続く。稍重の馬場ながら最初の1000mが1分1秒5と平均的に流れた為、前につけた先行勢には有利な流れのようにみえた。現に逃げたロールオブサンダーと2番手だったヒュッゲは一杯になってしまったものの1番人気のスカイグルーヴはさすがの走りで直線入り口では早々に先頭に立ち、残り200m地点では後続に2馬身以上の差をつける状態に。まさに横綱相撲で2連勝を決めるかと思われた矢先、外から急襲する馬が1頭。それが1番人気馬と同じ1戦1勝馬ながら7番人気に評価を落としていた伏兵、クリスタルブラックであった。

最内枠からスタートを切ったクリスタルブラックは、道中後方で脚を溜めながらレースを進め、内の馬場が傷んでいるとみるや、勝負どころでゆっくりと外に移しながらポジションを押し上げていく。そして直線に入って一気にギアを上げると、上がり3F35秒4という他を圧倒する末脚を見せて前を猛追。そして遂には前を走るスカイグルーヴをキッチリと捉え、最後は2着以下に半馬身の差をつけて堂々ゴール板を駆け抜けた。

勝ったクリスタルブラックは、父キズナ、母アッシュケークという血統。鞍上の吉田豊騎手は2017年の中山金杯以来、実に3年ぶりの重賞制覇。ケガによる1年3か月という長期療養復帰から、ようやく届いた重賞勝利をなった。

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