【第34回】根岸S モズアスコット、初のダート挑戦で快挙達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

芝のGⅠ馬はダートでも強かった!モズアスコット、根岸S制覇!

冬の東京開催の開幕を告げる伝統のダート重賞、第34回根岸Sが2日行われ、C.ルメール騎手騎乗の3番人気馬モズアスコットが最後の直線、素晴らしい伸び脚を見せて先に抜け出していた1番人気のコパノキッキングをゴール手前でかわして優勝。昨年の安田記念馬が、初のダート挑戦にして見事に新たな道を切り開いた。

ゲートが開くとドリームキラリが大外から飛び出していき、1番人気に推されたコパノキッキングがその後ろでレースを進める。一方ダート初挑戦の芝GⅠ優勝経験馬、モズアスコットは出遅れて後ろからの競馬となったが、すぐにハミをとり中団にとりつく。前半800mの通過タイムが47秒3と時計的には平均ペースで流れていたが、逃げ馬は2番手のコパノキッキング、コパノキッキングは3番手のヨシオに終始突かれるような形になっていたせいか、走る側としてはペースが速く感じていたかもしれない。現に2番手のコパノキッキングは直線に入る頃には前を交わして先頭に立っており、あとは押し切るのみという状況になっていたのだが、今振り返れば、ペースに惑わされて先頭に立ったのがやや早かったのかもしれない。結果最後まで粘り切る事が出来ずに2着に惜敗した。

一方前のペースを見ながら自分のレースをやり切れたのがモズアスコット。スタートの後手をすぐにカバーすると、そのまま中団でレースを進めた彼は、初めて経験するキックバックの洗礼も何のその、4角を回りながら外に持ち出すと、上り34秒7という素晴らしい脚を見せて前を猛追。そして遂に残り100m付近で逃げるコパノキッキングを捕らえると最後は1馬身半の差をつけて見事先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったモズアスコットは父フランケル、母インディアという血統。過去GⅠの複勝圏に入った馬が本レースを勝ったのは2014年のゴールスキー以来7年ぶりの事なのだが、芝のGⅠを勝った馬がこのレースを制した馬は前例がなく、レース創設以来の快挙となった。

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