【第70回】東京新聞杯 プリモシーン、1年半ぶりの重賞奪取!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

約42年ぶりの牝馬ワンツー達成!プリモシーン、東京新聞杯制覇!

冬の東京を舞台に行われる伝統のマイル重賞、第70回東京新聞杯が9日行われ、M.デムーロ騎手騎乗の4番人気馬プリモシーンが最後の直線、馬群の外から一気に抜け出して快勝。2018年の関屋記念以来、約1年半ぶりの勝利を重賞3勝目という形で挙げた。

人気の1頭ヴァンドギャルドが出遅れてスタンドがどよめくシーンも見受けられたスタートだったが、そんな中じわっと飛び出していったのはモルフェオルフェ。その後クルーガー、サトノアーサー、レイエンダなどの内枠勢が続き、1番人気に推されたレッドヴェイロンは中団よりやや後方で競馬を進めた。その後逃げたモルフェオルフェは快調に飛ばしていき、最大で後続に5馬身以上の差をつけていたが、前半半マイル46秒3と、ペースは決してそこまで速いものではなかった。その証拠に結果掲示板に乗った後方待機勢は2着に入ったシャドウディーヴァ1頭のみで、あとは全て前目で競馬を進めていた組。中団で競馬を進めていた1番人気馬レッドヴェイロンも上がり33秒5の脚を使いながら、他の馬と脚色が一緒になってしまったのが災いして結果9着という結果に終わった。

一方この流れを上手く掴んだのが、最内スタートの5歳牝馬プリモシーン。好位の内で脚を溜めていた彼女は、最後の直線に入ると余裕を持って外に持ち出し、そのまま一気にギアアップ。するとそこからみるみるうちに先団にとりつくと、遂にはゴール前先に抜け出していたクリノガウディーを交わして先頭に立ち、そのまま押し切ってゴール板を駆け抜けた。

勝ったプリモシーンは父ディープインパクト、母モシーンという血統。近年牝馬が本レースを制することは珍しくなくなったが、2着に入ったシャドウディーヴァも牝馬であり、牝馬のワンツーで決まったのは1978年のスズサフラン=シービークイン以来、42年ぶりの快挙であった。

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