【第94回】中山記念 ダノンキングリー、悲願のGⅠ初制覇へ視界良し!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

史上初の無観客競馬も何のその!ダノンキングリー、中山記念制覇!

春の中山開催開幕を告げる伝統の重賞、第94回中山記念が1日行われ、横山典弘騎手騎乗のダノンキングリーが道中3番手から最後の直線で一気に抜け出し優勝、見事1番人気に応えて重賞3勝目をマークし、悲願のGⅠ奪取に向けて幸先の良いスタートを切った。

新型コロナウイルス禍の為JRA史上初の無観客競馬の中行われる事になった本レースだったが、ゲートが開いて相変わらず飛び出していったのはマルターズアポジー。その後ソウルスターリングが続き、1番人気に推されたダノンキングリーはその後ろ。一方本レース3連覇を狙うウインブライトはちょうど真ん中辺りにつけてレースを進めた。ただ前の2頭がそこまでシャカリキに行かなかった事もあり、道中前の2頭が後続を突き放す場面もあった割には、前半1000mは59秒3と比較的緩やかなペースでレースは進んだ。こうなると有利なのはその2頭を直前で見ながらレースを進めていたダノンキングリー。3角入り口では前から7馬身以上開いていたものの、焦る素振りは全く見せずにコーナーで着実に差を詰め、直線に入る時にはその差は3馬身まで縮めていた。そこからは彼の独壇場。あっという間に前の2頭を抜き去ると、そのまま後続を突き放し、最後は外から猛追するラッキーライラックにさえ影も踏ませぬ快走で堂々先頭のままゴール板を駆け抜けた。

勝ったダノンキングリーは父ディープインパクト、母マイグッドネスという血統。鞍上の横山典弘騎手はこの勝利により同重賞5勝目で、レース創設史上単独最多勝利騎手となった。特筆すべきは彼が騎乗して勝利を収めた全4頭(1頭は連覇したカンパニー)は全てその後GⅠを制しており、GⅠ初制覇を狙うダノンキングリーには願ってもいない前例に乗る事となった。

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