【第50回】 大波乱の中春の電撃戦を制したのはモズスーパーフレア!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

波乱の直線、クリノガウディー1着降着! 春のスプリント王はモズスーパーフレア!

春のGⅠ戦線開幕を告げる春のスプリント王決定戦、第50回高松宮記念が29日中京競馬場で行なわれ、大外スタートから逃げた松若風馬騎手騎乗の9番人気馬モズスーパーフレアが最後まで粘って2位入線。1位入線したクリノガウディーが4着降着になった事から、繰り上がり1着となり、GⅠ初制覇を成し遂げた。

第50回の記念大会は、残念ながらJRA史上初の無観客の中でのGⅠレースとなった本レースだったが、レース自体はまさに激戦となった。ゲートが開いて大外から果敢に飛び出していったのが、モズスーパーフレア。後ろから仕掛けてくる馬もいなかった為、彼女が快調に飛ばす形に。それでも前半3Fの通過タイムは34秒2と必ずしも速いペースにならず、逃げ馬にとっては良いペースとなった。それを証明するかのように直線に入ってもその差はなかなか縮まらず、ゴール前は先行追い込み巻き込んでの大混戦となった。

そんな中事件は起こる。3番手でレースを進めていたクリノガウディーが前を捉えにかかるが、その時大きく内に寄れてしまい、内で逃げていたクリノガウディーと、その外で伸びて来ていたダイアトニックの進路を塞いでしまい、1位入線したものの、長い審議の結果4位に降着となってしまった。その結果、2位入線したモズスーパーフレアが繰り上がり1着。結果として2009年のローレルゲレイロ以来11年ぶりの逃げ切り勝ちを達成する結果となった。

勝ったモズスーパーフレアは父Speightstown、母Christies Treasureという血統。GⅠレースで1着に入線した馬が降着したのは2010年ジャパンカップのブエナビスタ以来、実に10年ぶりの事であった。

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