【第64回】 無観客の仁川、桜の下で咲くはリラの大輪!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

22年ぶり牝馬ワンツーフィニッシュ!ラッキーライラック大阪杯制覇!

春の仁川を舞台に行われる古馬中距離王決定戦、第64回大阪杯が5日行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気ラッキーライラックが最後の直線内から力強く伸びて優勝。昨年秋のエリザベス女王以来のGⅠ3勝目を挙げた。

無観客の阪神競馬場、ゲートが開いて馬群の真ん中からポンと飛び出していったのは、なんと1番人気に推されたダノンキングリー。積極的に行く馬がいなかった為、押し出される形で先頭に立たされる形になってしまった。こうなると最早行くしかない横山典弘騎手。快調に飛ばしてレースを引っ張っていく。その割に最初の1000m60秒4と、自分のペースは守ってレースを進める事は出来た。ただそれでもやはり慣れない逃亡劇。終始ジナンボーにマークされていたことも響いたか、最後まで粘り切ることが出来ず、残念ながら3着という結果に終わり、悲願のGⅠ制覇は次の機会となった。

一方、そんな流れを冷静に読み切ったのが、5歳牝馬のラッキーライラック。先頭からやや離れた3番手でレースを進めると、外から被せてくるクロノジェネシスのプレッシャーにも動じることなく自分のペースを守りながら先団にとりつきながら最後の直線へ。そこから素晴らしい末脚を見せて内の狭いところを割って先頭を捉える。そこからは内で粘るダノンキングリー、外から猛追するクロノジェネシスを抑えて、堂々ゴール板を先頭で駆け抜けていった。

勝ったラッキーライラックは父オルフェーヴル、母ライアックスアンドレースという血統。本レースは父オルフェーヴルも2013年に制しており、結果昨年の有馬記念を制したリスグラシュー以来の同一GⅠ父娘制覇を達成した。また、2着も牝馬のクロノジェネシスという事で、本レースで牝馬がワンツーフィニッシュを決めたのは、まだGⅡ時代の1998年、エアグルーヴとメジロドーベル以来22年ぶりの快挙となった。

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