【第80回】桜花賞 雨降る仁川、桜の女王に輝いたのはキャリア3戦目の無敗馬!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

16年振り無敗の桜花賞馬誕生!令和初の桜の女王はデアリングタクト!

3歳牝馬クラシック第1戦、第80回桜花賞が12日、阪神競馬場で行なわれ、松山弘平騎手騎乗の2番人気馬デアリングタクトが、先に抜け出していた1番人気馬レシステンシアをゴール前で捉えて優勝。無傷の3連勝で桜の女王の称号を手に入れた。

第80回の記念大会となった本レースは、観客のいない雨の阪神競馬場で行なわれた。そんな今年のメンバーは実力拮抗の混戦模様。上位人気6頭までが単勝1ケタ台という激戦模様だった。

そしてレーススタート。ゲートが開いて内から飛び出していったのは逃げ宣言を公言していたスマイルカナ。続いて外から1番人気のレシステンシアが追いかける形に。一方対する2番人気のデアリングタクトは中団よりやや後方の位置で脚を溜める作戦を取った。レシステンシアが逃げ馬を突く形になった事もあり、雨馬場の中前半半マイルは46秒5という速いペースで進んだ。実はこうなるとレシステンシアのペース。ハイペースから押し切るのは彼女の十八番で、雨で渋る馬場も手伝って、まさにお誂え向きの流れになった。現に彼女は最後の直線に入ると逃げ馬と後続を突き放し、坂上でスマイルカナを振り切り、このまま押し切るかに見えた。

ところが、そうはさせじと奮闘したのが2番人気のデアリングタクト。道中中団で脚を溜めていた彼女は、直線に入ると1頭次元の違う脚で追い上げ、あっという間に先団にとりついたかと思うと、ゴール前で逃げるレシステンシアを交わし、最後は後続に1馬身半の差をつけて優勝を決めた。

勝ったデアリングタクトは父エピファネイア、母デアリングバードという血統。無敗の桜花賞馬誕生は2004年のダンスインザムード以来16年ぶりの事。またキャリア3戦目での桜花賞馬誕生はレース名が現行のものになった1947年以降、史上3頭目の事となった。

【競馬ブロス】競馬ニュースとは?

【競馬ブロス】における競馬ニュースは、競馬開催週のあるレースに焦点をあて、ピックアップした情報を配信するコンテンツです。対象のレースは重賞だけではありません。毎週、【競馬ブロス】独自の情報を、配信しておりますので、見逃されることなくチェックしてください!
タイトルとURLをコピーしました