【第161回】天皇賞(春) フィエールマン、春天連覇達成!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

C.ルメール騎手、春秋盾4連勝達成!フィエールマン、春の天皇賞連覇!

80年前から続く古馬長距離レースの最高峰、第161回天皇賞(春)が3日、京都競馬場で行なわれ、1番人気に推されたC.ルメール騎手騎乗のフィエールマンが、前で粘るスティッフェリオをゴール直前でハナ差捉えて優勝。史上5頭目の春天連覇という快挙を成し遂げた。

ゲートが開いて真ん中から飛び出していったのは武豊騎手騎乗のキセキ。その後ダンビュライトとスティッフェリオが続き、注目のフィエールマンは馬群のちょうど中団あたりでレースを進める。逃げたキセキにとってポジション的にはベストだったが、1周目のスタンド前を通過する際に抑えが効かなくなってしまった。その分最後の直線で失速。結局6着という結果に終わってしまった。ただペース自体はスローで、この流れにうまく乗ったのが11番人気に伏兵スティッフェリオ。これまで重賞3勝ながらGⅠレースでは2ケタ着順ばかりの彼だったが、今回は一味違った。終始3番手でレースを進めていた彼は直線に入ると失速する前の2頭を交わして堂々先頭に。残り100mで流石に脚が上がっていたが、もしあと少し持ちこたえられていたら、悲願のGⅠ制覇という大仕事をやってのけられるところだった。

ところがその思いを見事に打ち砕いたのが連覇を狙うフィエールマンだった。道中中団で脚を溜めていた彼は、直線に入るギリギリまで追い出しを我慢。そしてそこから一気にギアを上げると、メンバー最速の上がりで前を捉え、ついにはゴール前で粘るスティッフェリオをハナ差交わして、堂々史上5頭目の春の天皇賞連覇を成し遂げたのである。

勝ったフィエールマンは父ディープインパクト、母リュヌドールという血統。連覇を決めた馬自体もさることながら、鞍上のC.ルメール騎手に至っては、2018年天皇賞(秋)以来、春秋天皇賞は負けなしの4連勝という快挙を成し遂げる結果となった。

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