【第81回】優駿牝馬 桜に次いで樫の女王もデアリングタクト!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

63年振りの無敗の2冠牝馬誕生!デアリングタクト、オークス制覇!

春の牝馬クラシック第2戦、第81回オークスが24日東京競馬場で行なわれ、松山弘平騎手騎乗の桜の女王デアリングタクトが最後の直線、1頭次元の違う末脚を見せて優勝。1957年のミスオンワード以来、実に63年振りとなる、無敗のクラシック2冠牝馬が誕生した。

ゲートが開いて、馬群の真ん中からスマイルカナが飛び出していく中、注目のデアリングタクトは馬群の中団よりやや後方で脚を溜めながらレースを進める。最初の1コーナー辺りまで2番手につけたウインマリリンに突かれ、スマイルカナの折り合いがつくまでやや時間がかかってしまった割には最初の1000mは59秒8と平均ペースに落ち着いた。こうなると先行勢にとっては有利な流れに見える。現に道中2番手でレースを進めていたウインマリリンはそのまま内で粘って2着を死守し、3着に入ったウインマイティーも直線に入った時には前から5番手の位置にいた。逆に後方で脚を溜めていた2番人気馬のデゼルはそのままいいところなく11着に敗れていた。

ところがそんな展開をものともしなかったのが、桜の女王デアリングタクト。道中中団よりやや後ろの位置でレースを進め、そのまま最後の直線へ。そこから前が開く瞬間をうかがいながら、馬群の内に切れ込んでいき、しばらくは前が開かずに立ち往生したものの、残り200mで前が開くと見るや、一気の脚で先団にとりつき、そのまま息つく暇もなく前を交わして堂々先頭に立った。そこからは彼女の独壇場。内で粘るウインマリリンを余裕の脚で半馬身抑え込み、堂々牝馬2冠を達成した。

勝ったデアリングタクトは父エピファネイア、母デアリングハートという血統。今回は2着のウインマリリン、3着のウインマイティーと、上位3頭全てを非社台系生産馬が占めるという結果となったが、これはダイワエルシエーロが勝った2004年以来実に16年振りの事となった。

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