【第61回】宝塚記念  クロノジェネシス、雨の仁川GPで魅せた圧巻劇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

ノーザンファーム、6年連続本重賞制覇!春のGPホースは、女傑クロノジェネシス!

春期古馬中距離3冠の最終戦となる春のグランプリホース第61回宝塚記念が28日阪神競馬場で行なわれ、北村友一騎手騎乗の2番人気馬クロノジェネシスが、雨馬場も味方につけて2着以下に6馬身の差をつける圧勝劇を見せ、昨秋の秋華賞以来となるGⅠ2勝目を成し遂げた。

ゲートが開いて、まず飛び出していったのがトーセンスーリヤ。その後にワグネリアン、ダンビュライトが続き、人気のサートゥルナーリアは先頭から7、8馬身離れた10番手の位置で競馬を進める。一方先行するかと思われた昨年の2着馬キセキは意外にも後方で控える形を取った。そしてこのキセキの動向がレースを大きく動かしていく。最初の1000m60秒フラットという平均ペースで流れる中、逃げたトーセンスーリヤは快調に飛ばして行く。

このままでは先行馬有利になると見て、3角から順位を押し上げていったのが、名手武豊騎手が騎乗するキセキだった。馬群の外を選んでじわっと上がっていき、直線入り口ではきっちり先団に取り付いていた。ここまでくるとキセキの勝ちパターンに持ち込めたかと思いきや、彼の流れに乗じて、それ以上のパフォーマンスを発揮したのが北村友一騎手のクロノジェネシスだったのである。馬群の中団にいた彼女は、キセキの動きを察するや否や、それに合わせてギアを上げていき、彼と一緒にポジションを押し上げていく。そこからは彼女の独壇場となった。ラスト200mで前を交わして堂々先頭に立つと、そこからはステッキ3発で一気の後続を突き放し、気づけば2着に入ったキセキに6馬身の差をつけて、悠然とゴール板を駆け抜けた。

勝ったクロノジェネシスは父バゴ、母クロノロジストという血統。彼女を輩出したノーザンファームはこの勝利により、2015年のラブリーデイ以来6年連続で自生産馬が同レースを制覇するという快挙を成し遂げた。

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