【第69回】ラジオNIKKEI賞  バビット、鮮やかな逃走劇で決めた重賞初制覇!

記事:渡部庄治 写真:山田暢大

直前の乗り替わりも何のその!
バビット、3連勝でラジオNIKKEI賞制覇!

夏の福島を舞台にした伝統の3歳重賞、第69回ラジオNIKKEI賞が5日行われ、直前で内田博幸騎手に乗り替わった8番人気馬バビットが最内枠絶好のスタートダッシュから鮮やかな逃走劇を見せ優勝。3連勝で重賞初制覇を成し遂げた。

全12頭のうち、半数の6頭が前走逃げていたというメンバー構成で行なわれた今年のレース。その為今回はかなりのハイペースになる事も想定されていたが、蓋を開けてみるとまさかの逃げ馬が後続を突き放してそのまま押し切るという展開になった。そしてその流れの中心となった馬こそバビットだった。スタート直後最内枠から次元の違うダッシュ力を見せてあっさり先頭に立つと、外から仕掛けて来たアルサトワ、パンサラッサとのハナを抑えたまま1コーナーへ。向こう正面に入る頃には隊列も落ち着いたと持った矢先、今度は中団でコーナーを回っていたグレイトオーサーが一気に先頭に並びかけていく。それでもバビットは焦ることなく、いなしながら先頭をキープしていった。そんな目まぐるしい流れの中でも前半1000m59秒6でまとめた事は彼にとって大きくプラスに働いたことだったかもしれない。ペースを崩す事なく隊列を引っ張った彼は3、4コーナーでも手応え十分。勝負所ではギアを上げて来ている後続勢を尻目に、2馬身、3馬身とみるみる差を広げていき、気づけば2番手に抜け出したパンサラッサに堂々5馬身の差をつける圧勝劇で、重賞初制覇を決めた。

勝ったバビットは父ナカヤマフェスタ、母アートリョウコという血統。かつては「残念ダービー」と呼ばれる事もあった本レースだが、その分単にタイミングに恵まれずダービーに出られなかった能力ある馬が結果を出すことが多い。彼もここまでパーフェクト連対で本レースを制したが、これで1度も馬券圏内を外さないまま本レースを制した馬は過去10年で5頭目となった。

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